『アート・アズ・セラピーを体験しませんか?~アート活動をこころのケアにつなげる』開催のご報告

11月23日(祝)に、心理・教育相談センター主催研修会『アート・アズ・セラピーを体験しませんか?~アート活動をこころのケアにつなげる』を立教館にて開催しました。講師の栗本美百合先生(奈良女子大学生活環境部特任教授)はアートセラピストで、臨床心理士・公認心理師として教育や医療などの現場でアートセラピーを実践されておられます。

先生から、セラピーとしてのアート(芸術が治す=アートアズセラピー)とセラピーにおけるアート(芸術で治す=アートインセラピー)、創作体験における自分との出会い、「遊ぶ」ことの重要性、身体感覚とアート活動についてのお話がありました。アートワークの時間はみんなで、ティッシュアートとコラージュを体験しました。ティッシュアートは、意図していない偶然の模様ができあがりました。簡単に実施できるものなので学校現場でこどもと一緒に楽しめそうです。次に、はがきとはがきケースをコラージュで飾りました。たくさんの素材の中から今の自分に合ったイメージを作っていきます。今回作ったものは日常で使うことができ、自分のイメージを大事にしていくことができます。

今回の研修は対人援助職が対象でしたが、心理職をはじめ学校の先生や保育士、社会福祉士、また本学の臨床心理学専攻の大学院生、本学の教員にも参加いただきました(19名)。参加者からは「支援する側も五感を使ってクライエントに関わっていく視点をもらった」「遊ぶことの大事さを感じた」「立教館で、鳥のさえずりや自然のかおりを感じながらリラックスできた」と感想をいただきました。  

(心理・教育相談センター カウンセラー 北村由紀恵)